2025年1月号(No. 650)バックナンバー
新年のご挨拶及び着任のご挨拶(生活産業部会)
シンガポール日本商工会議所の皆様、新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては健やかに新春を迎えられましたこととお慶び申し上げます。本年もよろしくお願い申し上げます。
この度、前任の神田の後任として2024年4月に着任し、理事を務めさせていただくことになりましたANAの髙柳でございます。
ANAシンガポール支店は、旅客・貨物のセールス、空港でのオペレーションを主業務とし、セールスではシンガポールに拠点のある日本企業のお客様へのご案内に加えて、日本に関心のあるシンガポールのお客様に当社をご利用いただくための様々な取り組みを行っております。また、アジアオセアニア各国を統括する組織があり、旅客・貨物のセールス&マーケティング機能や総務機能などを担っております。
私自身の経歴を紹介させていただきます。2024年4月よりシンガポールに赴任しました。海外赴任は初めてです。これまでは広報やインターネットのプロモーション部署で10年以上、また羽田空港のカウンターでの案内なども担当しておりました。特に前部署の広報では10年以上、メディアの皆様の窓口やリスク発生時の対応、SNSでの発信を統括しておりました。社歴のほとんどがコミュニケーションに関わる部署です。その経験をいかし、さまざまな活動をわかりやすくお伝えできればと思っています。
今年度は生活産業部会の部会長として、ぜひ皆様のお役に立つイベントを実施いたしたく、皆様からのご要望やご意見をいただきながら、年度の活動に取り組んでおります。
・10月9日にパネスディスカッション「人材会社5社が本音で語り尽くす!シンガポールでの採用・人事:成功のための秘チェックリスト」を開催いたしました。本企画は、5月に開催した「部会総会」に出席された人材会社の皆様による提案で実現しました。このように人材会社の方々に横並びで登壇いただくイベントは弊所としても初めてです。開催後のアンケートでは96%の方から「大変満足」「満足」との回答をいただきました。
・11月15日にJCCI全会員を対象とし、「SATS社機内食工場 視察会」を開催いたしました。会員の皆様からの反響が大変高く、ご案内早々に満席となりました。当日はSATS社によるプレゼンテーションの後、キッチンツアーを行いました。その後のランチタイムでは、SATS社で実際に調理されたANAビジネスクラス機内食を試食いたしました。開催後のアンケートでは「視察会プラス昼食会のコンテンツの中味はもちろん、ネットワーキングの機会としても大変ありがたく、有益な時間となった。」等、満足度の高いフィードバックを頂戴しました。
・12月9日にNeste Singapore Refinery 製油所 視察会を第一工業部会と共催で実施しました。将来の持続可能な航空燃料(Sustainable aviation fuel:以下SAF)の製造のリーディングカンパニーとして知られるのがフィンランドの企業Neste社であり、当地シンガポールでも製油所を持ち、再生可能原料のみを使用したSAFを生産しています。Neste社からの丁寧な説明の後、バスに乗って工場を視察いたしました。私も初めての経験であり、貴重な機会でした。
・2月13日には文藝春秋社の新谷取締役執行役員をお招きし、企業の危機管理、文春砲の舞台裏、いまの政界財界のお話などを講演いただく予定です。ぜひご参加ください。
最後になりますが、会員企業の皆様ならびにご家族の皆様の益々のご健勝を祈念し、ご挨拶とさせていただきます。