• 1990年5月、「地元社会との融和、地元企業との調和ある発展」という当商工会議所設立の趣旨に沿い、独立のチャリティー組織として、在外の日本商工会議所として初めて誕生。
  • 発足以来20年以上間で、シンガポールにおける文化・芸術・教育・スポーツの4分野の振興と、特に若手の育成を目指し、延べ320以上の機関・個人に、合計約740万Sドル以上を寄付・表彰。シンガポール政府や関係機関からも、当商工会議所が当地で長年にわたり続けている寄付・慈善事業や奨学金制度について高い評価をいただいている。
  • 1995年にはシンガポール人学生の日本留学を支援する「奨学金制度」がスタート。発足以来、早稲田大学国、武蔵野美術大学、立命館アジア太平洋大学(APU)、国際基督教大学(ICU)と連携して、延べ40名近くの学生を支援してきた。
  • JCCI会員に基金の事業について、深く理解してもらうため、月一発刊している会員に向けの情報誌「月報」に募金、寄付、留学生についてのお知らせ・記事を掲載している。
  • 2016年度のJCCI基金では、募金企業が募金額を損金算入することができる
    「IPCステータス」の取得を目指し、基金管理委員会の理事半数をシンガポール人とするなど組織改革を進めました。これにより基金の運営・管理・活動方針について、より効果的にシンガポール社会へ貢献できる体制へ変革され、2016年末にはIPCステータスを正式に取得することができました。IPCステータスの運用は、2017年度募金活動から開始された。

(※IPCとは、Institution of a Public Characterの略称。IPCステータス利用による税額控除の控除額や概要については、当期シンガポール国税局IRASの規則によって実施される。)